地味な工程にこそコツが隠れている

料理に限らず技術を身につけるものは

基本が大事とよく聞きます。
 
料理で言えば基本を飛ばして
見た目重視で綺麗に作れたとしても
やはり食べた時にどこかでひずみがで出てしまいます。
 
しかし基本作業というものはとても地味で
退屈なものが多いですから
どうしても敬遠されてしまい
どうにかそこをやらずに
うまくいく方法はないものかと
考えてしまうのが人間です。
 
でも、結果的にはしっかりと基本を身につけたほうが
上達が早く、ブレのない料理ができるようになり
レシピ等に頼らなくても美味しい料理
ができるようになります。
 
包丁使いの基本中の基本でもあります
大根の桂剥き、芋の六方剥きなどは
本当に地味で面白くない作業ですが
これができるようになると
他の包丁作業がとっても楽にできるようになります。
 
もちろん1度や2度でできるようになるのは
難しいですが毎日少しずつでもやっていけば
1ヶ月もするとある程度はできるようになり
料理をするのが楽しくなってくるとおもいます
ので是非お試しいただけたらとおもいます。
 
私も料理人になりたての新人の頃には
この作業を来る日も来る日も続けており
その時は
『時間ばかりかかるのでもっと簡単に
早くできる道具や方法はないものか』
と思っておりましたが結果的には包丁を
使って早く綺麗にできるように努力したほうが早く上達しました。
 
現在は目をつぶってても
できるようになったのもやはり『基本』を
しっかりとマスターできたからだと
思っておりますので是非『基本』を大事に
やっていただけたらとおもいます。
 
 
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