時間が美味しさを作る

ワインは月日をかけ寝かせて熟成させると

作りたての時とはまるで違う味わいになってきます。

 

同じ醸造酒で日本酒も寝かせて古酒になると

そのあじわいは変化しますが

日本酒の場合、独特の癖が出る場合が多く

それはそれで美味しいのですが

ワインの熟成とは少し質が違うように思います。

 

現在ワインは世界中で作られており

ヨーロッパやアメリカ大陸などの

メジャーなワイン産地以外にも

多くの良質なワインがつくられています。

 

これからまだまだたくさん有望な産地が

ありますのでどんなワインが出てくるのか

今からとてもたのしみです。

 

先日、とある記念日に

オーストラリアワインで1998年物の

シラーズという品種のワインを

あけて飲んでみました。

 

シラーズという品種は

オーストラリアで一番よくできる

赤ブドウの一つで数多くの良質ワインが

作り出されておりワイン通の間では

知られた話ですが

今回飲んだワインは今まで試飲した

シラーズの中でも一番おいしかったように思います。

 

あと20年は熟成できそうな力強さのなかに

角の取れたバランスと優しいベリーの香り、

口の中で広がる余韻が素晴らしい1品でした。

 

ROSEMOUNT ESTATE  

BALMORAL SHIRAZ 1998  McLAREN VALE

 

料理も追及していくと終わりのない旅ですが

ワインの奥深さにも底知れぬものを感じます。

 

 

 

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